魔術のご依頼の際に「願い事は一つまでねー」とお伝えしていても、一つの文章に複数個詰め込まれる方が非常に多いです。
例えば
「素敵な彼氏と出会って楽しくお付き合いして結婚し、末長く添い遂げた」
ですね。
願い事を分解すると
・素敵な彼氏と出会う
・彼氏と楽しくお付き合いする
・彼氏と結婚する
・彼氏と末長く添い遂げた
これだけの要素が詰まっています。
とてもじゃないけど、一つの願い事ではないですよね。
「私はどうしてもこの願い事で魔術をしたいんだ!」
という強い希望があるなら止めませんが、恐らく長期的に繰り返しかけ続けないと難しいかと。
願いを叶えるには潜在意識と繋がる必要がありますが、その潜在意識と繋がる器官はどこでしょう。
脳ですね。
では質問です。ご自身の脳みそは日常生活を送りながら並行して複数のことを同時に処理出来るだけのキャパがありますか?
あると答えた方なら「素敵な彼氏と出会って楽しくお付き合いして結婚し、末長く添い遂げた」でも結果を出せるかも知れません。
が、「そんな器用に同時並行で処理できないわー」という方が大半かと思います。
キャパオーバーの願望で魔術をしても、なかなか叶いにくい理由がここにあります。
ではどうするか。
段階を踏みましょう!
「素敵な彼氏と出会う」という願いで魔術を叶うまで行い。
「彼氏と楽しくお付き合いする」という願いで魔術を叶うまで行う。
「彼氏と結婚する」という願いで魔術を叶うまで行う。
「彼氏と末長く添い遂げた」という願いで魔術を行う。
こんな感じで分解して一つ一つ魔術で叶えて行った方が、実は近道だったりします。
どうせ魔術をするならと、欲張りたくなる気持ちは解るのですが、どうせやるなら叶いやすい願いにした方が良くないですか?
願いを小さく分割して、叶いやすくしてから魔術を行った方が確実ですし、近道ですよ。
というわけで、願い事の決め方で参考になれば幸いです。