戸籍取得についてのあれこれ

先祖供養

定額小為替について

人生の内で定額小為替を扱う人は、恐らく公務員か公的な仕事に就かれている方だと思います。
もしくは、古の腐女子な貴腐神とかですね。

昔って確か、定額小為替の手数料って10円単位だったよなぁと思ったら、
2022年1月17日から手数料200円になったんですね。
民営化直後が100円。それでも高い。

昔は5,000円とか10,000円の小為替あったよね?
郵便事故の元だから高額な小為替は使うなと言う暗黙のルールもあった様な記憶が。
送る時は小為替が封筒から透けない様に気をつけて!(郵便事故の元)
無記名で!何も書かないで!(名前書かれると換金できないよ!)
有効期限は6ヶ月!使用期限ギリギリのは送らないで!
・・・と言うのも散々躾けられたなぁ。
薄い本の最後には、必ず定額小為替を利用した通販方法書いてありましたもんね。
ネット通販なんてなかった時代。
神の聖典を手に入れるためならば、規則は頭に叩き込んで粗相のない様に通販申し込みますぜ!
だって、神御自ら聖典を送ってくださるのだから、神のお手を煩わせるわけには・・・

・・・古の腐女子談義は置いといて。

一体、戸籍請求にいくらかかるのか?
と言う疑問を持たれる方は多いと思います。
私もそうでした。
なので、おおよその目安等を書いていきたいと思います。

戸籍請求にかかる費用の目安

祖父系統の戸籍請求
 除籍謄本750円 3〜4通 2,250〜3,000円

祖母系統の戸籍請求
 除籍謄本750円 2〜3通 1,500〜2,250円

合計 7,500〜10,500円

この辺りに収まることが殆どかと。

私の場合、1系統が一族郎党転籍を繰り返していたので、
2家族分(諸事情により曽祖父とその従兄弟)を3市分、合計10通請求したのもあり、
除籍謄本等、合計15,000円かかりました。
送料・為替の手数料含めたらもっとかかっていますね!

転籍自体5〜6回繰り返していたのですが、平成の市町村合併で
一つの市にまとめて請求出来たので、その件に関しては大合併に感謝でした。
そうじゃなければ後2市分請求して回る必要があったのでorz

私の場合は運良く全部の家系で戸籍取得出来ましたが、
自然災害、戦争による空襲や戦後のあれこれ(樺太とか)で戸籍が消失していることが
ありますので、その場合は戸籍では辿ることができません。
専門家による実地調査が必要になってきます。

お釣りってどうなるの?

戸籍請求で定額小為替を郵送しました。
市町村によっては現金書留での請求も可、としているところもあります。
請求時にはいくらかかるか解らないため、多目の額を入れています。

そこで気になるのが「お釣り」

費用以上の定額小為替・現金書留でお釣りが出た場合、
殆どが定額小為替でのお釣りとなります。
しかし、50円・100円等の少額で、役所側に手持ちの小為替がない場合、
切手等で代替される場合があります。
だって、手数料200円だもの。50円の定額小為替買うのに200円追加でかかるんだもの。
そりゃ、切手で返しますわよ、誰だって。

基本的にお釣りの小為替も、誰かが請求した時の小為替が流用されるので、
有効期限はしっかりチェックしておきましょう。
有効期限が1ヶ月切っている様であれば、換金してしまった方がいいかもしれません。
(換金時には印鑑必要なので気をつけて!)

レターパックライトは神

民営化されてどんどんサービスが悪くなり、2022年10月から普通郵便の
翌日配達がなくなってしまいました。
人員とかコストとか考えると仕方ないのだろうけれど。

今まで翌日配達されていた所は、2日後に配達されることになりました。
土曜日の配達もなくなりました。

これ、戸籍請求時に結構ネックになってくる問題です。

急いでいる時、遠くに送る時。GW等の大型連休を挟む時。
下手したら1週間くらい届かない時があるんですよ。

例えば、木曜日に発送しました。
今までは普通郵便でも翌日配送の地域であれば金曜日に到着していました。
翌々日配送の地域であれば土曜日に到着していました。
しかし、2022年10月からは、木曜日に投函しても土日を挟むため月曜日に到着します。
翌々日配達の地域であれば、火曜日に到着します。

送り先は役所なのでね。
平日しかやっておらんのですよ。
でもって、請求書類が到着したその日に戸籍を返送してくれる訳ではない。
ので、タイミングが悪いと請求した戸籍が手元に届くまでに2週間程
かかることがあります。

これを解消するには、「速達郵便」を利用する訳ですが。
何気に送料計算が面倒!
除籍謄本が何通送られてくるか(人数次第で1通あたり4枚に及ぶこともある!)
請求段階ではわからないため、予測するしかない。
で、その予測が外れた場合、料金不足を後日郵便局に支払うことになる。
非常に面倒くさい!

料金ケチって封筒のサイズを小さくすると、戸籍が折り曲げられるし、
何なら封が止まらない可能性だってある。

普通郵便や速達では、ちゃんと役所に届いたのかがわからない!
定額小為替入ってるから、郵便事故怖い!

それらの問題を一発でクリアするのがレターパックライト。
金に糸目をつけないならば、レターパックライトが最強。神レベル!
請求時もレターパックライト。
返信用にもレターパックライト。
封筒の大きさ、厚み、透けて中身が見えたりしない、料金計算、日数、追跡機能、
欲しい物が全部ついてる!
リターンアドレスも強制的に記入させられるので、宛先不明で郵便物が迷子になることもない!
うっかり切って貼り忘れもない!

うっかりさん、面倒くさがり屋さん、お急ぎの方には是非、レターパックライトを
駆使しての戸籍請求をお勧めします。

一緒にひいお祖母様の戸籍もいかがですか〜?

これも実際あった話ですが、曽祖父の戸籍を請求したら、
戸籍課のお姉さんから電話があり
「曽祖父様の奥様のご実家の戸籍もうちの市にありましたけど、いかがですか?」
と、ポテトも一緒にいかがですか?みたいにお勧めされたことがありました。

隣村同士での婚姻だったので、偶然にも曽祖母系統の戸籍もゲット出来た訳ですが。
担当される職員さんによっては、該当のご先祖だけでなく、その配偶者の戸籍も
探してくださることがありますので、もしそう言う打診があった場合は、
思い切って乗っかってみましょう。

思ってる以上に曽祖母系統の家系が面白くて、あの時の職員さん、ありがとう!
と、遠い空に向かって感謝しまくりましたw

よく考えたら戸籍請求業務なんて、刑務所からの帰住先照会、
市役所の生活保護課からの扶養義務照会、銀行・弁護士等からの相続人調査みたいな
かたーい内容が殆どなので、戸籍担当者からしたら「あら!家系図作成!それは張り切らないと!」
となるんじゃないかなーと推測。
家系図作成のためと伝えると、総じて窓口の担当者さんがテンション高くなるのが面白い・・・w

戸籍集めは結構楽しい!

「戸籍請求は結構めんどくさい!」と言う声はよく聞きます。
魔女仲間でも「めんど・・・k・・・」と言う声が多数w
なので、この一連の記事は戸籍請求の段階で躓いている魔女仲間のために書きました。
私は仕事で何度か戸籍請求をやったことがあったので、何となくぼんやりと
請求作業(と言うか、請求書類作成しかしたことが無かったのだけど)を思い出しつつ、
自分のご先祖の戸籍請求をやり始めたのですが。

実際やってみると、結構楽しい!
うちの家系、結構複雑な戸籍で本当に意味不明だったのですが、
それを読み解いて家系図作成しながら、役所にどんどん戸籍請求して、
送られてきた戸籍情報をさらに読み解いて家系図に足して・・・
と言う一連の作業にどっぷりハマりまして。
国会図書館デジタルコレクションも駆使して、4系統のご先祖が
大体どう言うことをやっていたのかまで調べ上げました。
その過程で、日本の一番端まで先祖供養に行かねばならなくなったので、
1年以内に行けたらいいな!船、チャーターせねばならんけど!

役所とのやりとりにハードルの高さを感じてる方が多いと思われますが、
難易度は低い方ですので、怖がらずに頑張って請求してみてください。
ご先祖様たちも、子孫が頑張って調べている姿を見て喜んでいるかもしれませんよ。

最後までお読みいただきありがとうございます

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